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本の片付け… 悲喜こもごも*You Dont Know Me - Ray Charles & Diana Krall







5月

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バス停


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バス停の紫陽花





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そろそろ咲きますね





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緑の中の…
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赤い車とバーガーキング







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森のような…
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大学通り




なんとか次の住まいが決まりました
ホッ。

千葉に住む友人が6時起きで電車を乗り継いで来てくれて
ロフトはほぼ片付けました

子供の絵、初めてのピアノ発表会に着たかわいいドレス、プーさんファミリーのぬいぐるみ
レゴ、デンマークのレゴのようなおもちゃなどなど
絵本も
捨てられないですね
ずいぶん絞って残った絵本たち
これも捨てられません
本はほぼ下におろしたと思ってたらけっこう残ってたみたいでけっこう出てきました

ずっと前に本のタイトルが思い出せなくてブログに何て言う作品だったかなあって書いた本もありました 
著者乙一「箱庭図書」でした
途中までしか読んでないもの、すっかり忘れてたのもありました
姜山中x佐高信「日本論」、姜山中x小森陽一「戦後日本は戦争をして来た」
佐藤優「国家と神とマルクス」、工藤信夫「信仰者の自己吟味」 
渡邉和子「心に愛がなければ」、「愛を込めて生きる」「愛する事は許される」
ロビン・ノーウッド著落合恵子訳「愛し過ぎる女たち」
齋藤学「子供の愛し方がわからない親たち」「自分のために生きていけるということ」
オスカー・C・クリステンセン「アドラー家族カウンセリング」
ダン・ニューハース「不幸にする親」スーザン・フォワード「毒になる親」
西尾和美「アダルトチルドレンと癒し」信田さよ子「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」
加藤諦三「素直な『自己尊敬』の英知」
サルトル「自由への道」今村楯夫「ヘミングウエイの言葉」三浦綾子「塩狩峠」
「八木重吉詩集」小菅宏「僕は字が読めない」などなど
現代詩手帖、ユリイカ、トリッパー、野生時代、小説すばる、文芸、などなど

中学から大学までヘルマンヘッセ好きで、ジード、トルストイなど殆ど翻訳物ばかり読んでいた
社会人になって20代半ばに戸越の古本屋で日本の作家に初めて出会った
椎名麟三、遠藤周作… 辻邦生だったかなあ
他の作家の名前が出て来ない、美しい文章だなと思ってそういう文章をもっと読みたいと思ったのだが…
思春期から翻訳本ばかり読んでいて私が書く文章はどうも回りくどく、まどろっこしい文章になってしまう
後年、母になってからだけど朝日新聞記者の文章教室に通っていたママ友にそこを指摘され、
簡潔な書き方がいいと教えられた

戸越のその古本屋でみつけた遠藤周作にはけっこうハマった
「海と毒薬」「沈黙」など何冊か持っていたけど、これらはマイホームを出るときに手放している

結婚してすぐにハマったのが松本清張で毎晩ベッドに入ると推理本を読む元夫の横で松本清張を毎日のように読んだ
その内苦しい結婚生活でクリスチャンになって渡邉和子さんの作品に出会い渡邉和子さんの作品と
三浦綾子の本はかなり読みあさった
松本清張と三浦綾子は前回の引っ越しで手放した

本を手放す、これは悲しいこと
本当なら壁一面に本棚が組み込められている家ならいいのだけど
メグ・ライアンとトム・ハンクスの映画「ユー・ガット・メール」はラブコメではあるけど
ニューヨークの大手チェーンの書店と街の小さな絵本屋さんが舞台
メグライアンの絵本屋さんみたいな本屋を開きたいなあと思う一方で
トムハンクス経営の大手チェーン書店の子供たちが寝そべって読めるコーナーや
珈琲を飲めるカウンターのコーナーなどある本屋も経営してもいいなあ、と夢を描いて
離婚後の未来の選択肢に本屋さん経営もあったのだが…
現実は全く違ってしまって、引っ越すたびに処分する人生になってしまった

次々と箱を開けて出て来た絵本を友人がこれ、ってロフトから見せてくれると
ウワ〜〜 それがあったかあってあの頃の幼子のママの気持になって、ちょっと乙女チックになり
友人も捨てられないよね〜、これ、って2人でほんわか顔になってた
2人ともやっぱり大切なもの、好きなもの、同じなんだなあ
だから幼子のママ友時代から30年もけっこうな年齢差があっても仲良しが続いてるのよね

本好きは本屋さんに入るだけで幸せな気持になる
しかも古本屋とか、こだわりのあるお店とか、特にね
長女が東京の人に嫁いでいたのと長男が大学卒業になるのでその前に大学に行ってみたいと言って
上京を決めた母は小6の末っ子にお供を命じた
初めての東京行きを後楽園球場で野球を見ることを条件にして来る事をOKした
2日目から長女の家に泊まったので野球は長女の旦那の利雄兄さんにつれて行ってもらった
初めに泊まったのが兄と姉の神田の下宿、二階建ての貸家で兄と姉は二階の部屋で暮らしていた
神田と言ってもお茶の水かな?
ロシア正教会の教会(日本ハリストス正教会)の丸い緑の屋根が眼下に見える坂道を上った所にあった
次の日、朝早く目覚めたので一人で散歩し始めていた
前日に都電の車窓から見た古本屋街に行きたくなって都電に乗った
お店の中に入ったのかどうか覚えてない、
果たしてその時間に本屋は空いていたのだろうか
でもなんとなく店頭に置いてる本の背表紙の光景が浮かんでくるのだけど… 

きっと叱られる
知られたら大変なのでまた都電に乗って坂道を上って戻った
何食わぬ顔をして、、、
母はもう亡くなったけど、そのことを知らない筈だな
家族は誰も知らない秘密の散歩、
今思えば安全だったんだね
あたし、すごいわ
本好きだからね
近くに漫画の貸本屋が出来たときにしょっちゅう行ってたもん
母は漫画ばかり読んで〜と諌めたけど、漫画は大人になっても読んでいた
風邪を引いたら少女漫画の「少女フレンド」を買って読んだ
姉の家に行くと甥っ子の少年マガジン、ジャンプを、リビングの本棚の「チッチとサリー」を読んだ
普段はビッグコミック、ビッグオリジナルは毎週と言うか隔週だったかな
それとガロだね
漫画好きが高じたのか小学館のビッグのカメラマンと知り合ってよく遊んだ
モデルのアルバイトしない?と言われて原宿などで撮影、けっこうなアルバイト代と
更に美味しい和食を渋谷パルコの「築地 植えむら」でおごってもらった
母は漫画ばかりと言ってたけど小説もいっぱい読んでいた
幼いときに読んでた小説を大きくなってからも読むとまた違った所で感動する
ある日暗くなってるのに電気もつけずに読んでいて小さい時には気づかなかった箇所で刺さって
大泣きしていた
そしたら階下から母の声「漫画ばかり読んで、ご飯よ」って怒るような口調で夕飯に呼ばれた
なんにも知らないで怒ってばかり
私は黙って食卓に座って食べるのだ
母の美味しいお料理を…

今思うとあの母は私の心の琴線、進路をどうするか悩んでる事すら、
私が何を大事に思って生きてるか
長女や兄や上の姉たちとは違って、私のこと、知ろうともしないからだけど、
なんにも知らないで死んで行ったなあ

アハハ…
わかってたまるか
産みたくなかった末娘の私に興味の無い母だもん
肩書きや東大じゃなきゃ認めないような子供も差別してる母
あの人の脳の海馬ではわかる訳が無い
一度こういう事はっきりいいたかったのよね




大好きなレイのアルバムから
大好きなダイアナとのデュエット

YOU DON'T KNOW ME - RAY CHARLES & DIANA KRALL



https://www.youtube.com/watch?v=ynBH6nbCkj4









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